所得控除とはこの名称通り、課税所得から控除される課税対象とならない部分のことです。 所得控除は、収入以外の要素で発生する税負担能力の違いを反映させるために設けられて います。例えば、収入金額が同一の家計の場合でも、より多くの扶養家族がいる場合には、 支出も増大します。このような家計に対して、税負担を軽減し、税収を公平化するために 設けられている措置の一例が所得控除です。 〈所得控除の種類〉 所得税は所得の額や種類に応じて課税されるものですが、すべての所得額が課税対象となるとは限りません。 中には、一部、あるいは全額控除が可能なケースもあります。
所得控除 |
「医療費控除」 | 医療費の負担分に対する控除となる |
| 「雑損控除」 | 盗難や災害による損害に対する控除となる |
|
| 「寄附金控除」 | 寄附した金額が控除対象となる |
|
| 「各種保険の控除等」 | 負担すべき社会保険料を納付した場合に受けられる控除 |
|
| 「障害者控除」 | 納税者本人、もしくは身内に障害を持った方がいる場合に適用される |
|
| 「配偶者控除」 | 扶養親族、配偶者の所得が一定以下の場合に適用される(配偶者控除:ページ参照) |
|
| 「配偶者特別控除」 | 扶養親族、配偶者の所得が一定以下の場合に適用される(配偶者特別控除:ページ参照) |
|
| 「扶養控除」 | 扶養親族、配偶者の所得が一定以下の場合に適用される(扶養控除:ページ参照) |
〈POINT〉
これらの所得控除はかなり広い範囲に適用されるにも関わらず、中にはあまり知られていない控除もあります。
平成20年から新たに加わった「地震保険料控除」等は、他の所得控除と比べるとまだ浸透度が高いとは言えません。地震保険料控除は、地震もしくはそれに起因する火災等で損壊した資産について補填が行われる保険、すなわち地震保険の保険料に関する控除となります。
尚、この制度の制定に伴い、従来の損害保険料控は廃止となっています。
自分達の支払っている税金を見直し、所得控除の対象となりそうなものがないか、一度確認してみて下さい。